男性の育児休業 ~実際に取得してみて~

妊娠中期

こんにちは、このブログを管理している
「りっちゃん」の夫で「あーさん」と申します。

僕は2020年に子どもが生まれてから
半年間の育児休業を取得しました。

結論から伝えますと、僕にとって育休は
これまでの人生の中でも最高の時間でした。

りっちゃん
りっちゃん

子育てを夫婦で一緒にスタート出来たのが本当によかった!

個人的には世の男性全員に
取って頂きたいのですが

・会社が取らせてくれるのか
・仕事から離れる事に対する不安
・育休中の生活費など

気になる点が多々あるかと思います。

その様な方のご参考にして頂きたいと思い
育休を取ってみて実際どうだったのかを
記録してみました。

ご興味のある方は見て
頂けると嬉しいです。

ちなみにこちらは育休制度の詳細に
ついての記事ではなく

あーさん
あーさん

男性が育休を取ってみて
どうだったのかという点を記録したもの
になりますので宜しくお願いします。

~こんな人にオススメです~
・育休を取得しようか、迷っている男性。
・男性の育休に興味がある方。
・育休を取得予定で、有意義なものにしたい方。

育休を取得しようと思った理由

僕が育休を取得しようと
思った理由は2つあります。

その中でも1番の理由は、
妻の産後うつが心配だったからです。

僕は普段、医療・福祉系の仕事をしており

うつ病などの精神疾患についても
ある程度知識があるのですが

一度発症すると治るまでに数年単位の期間がかかります。

実際は治るという表現ではなく
寛解(かんかい)と言い、症状が治まり日常生活に支障のない状態を指します。

ようは完全に治ることはないという事です。

そのため、産後ボロボロになった身体で
無理をさせないようにし
発症を防ぐことが大切だと思い
育休取得を考えました。

あーさん
あーさん

生後3ヵ月までは特に産後うつを発症しやすいと言われています。

2番目の理由は、

余裕を持って子育てに参加することで、
子育てを楽しみたかったからです。

子どもが出来て
子育てについて調べていると

夜に何度も起こされ、日中も頻繁に泣き大変との訴えも多くありました。

また実際に、周りの子育ての先輩方を
見ていると、仕事以外の時間もバタバタと忙しそうな様子でした。

そのため、じっくり子どもの世話が
出来るのは育休中だけ
なのかもしれないと考え

この貴重な時間を頂くことにしました。

育休取得までの流れ

育休を取得しようと決めてから、
まずは職場の部署の上司(男性)に伝えました。

3ヵ月前には伝えていたかと思います。

僕の職場は医療・福祉関係のため、
他の職種に比べると理解が良く取りやすい環境だと思います。

実際のやり取りはこんな感じでした。

あーさん
あーさん

子どもが生まれたら育休取得を考えているのですが…

上司
上司

俺の場合は奥さんだけの育休で大丈夫だったけど、3ヵ月くらい?

あーさん
あーさん

産後ムリをさせて産後うつになっても大変なので、余裕を持って半年を考えています

上司
上司

でも給料は?生活費は大丈夫?

あーさん
あーさん

これまでの給料の7割ほどもらえるみたいなので大丈夫です

上司
上司

そっか、OK。上にも伝えておくよ

と、特に反対されることもなく
すんなりと話を進めることが出来ました。

もう1人の上司(女性)に伝えた時も

女性上司
女性上司

へーすごいね、男性で初じゃない?
イクメンだね~

と少し楽しんでいる印象で、
全く反対はありませんでした。

その後は総務に伝え、
送られてきた書類手続きを行いました。

実際に育休に入る前は、引き継ぎは
誰にしようかと困っている
雰囲気もありましたが、

育休は誰もが取得出来る権利として考え
残った職員で回せるように
前向きに考えてくれていました。

僕は僕で困らせたくはないので、
しばらくは残業をして引き継ぐ方が
見て分かるように文書にまとめていました。

育休に入ってしばらく経った頃に
職場を訪れたのですが、
特に困っている様子はなく、

引き継いだ方も

同僚
同僚

大丈夫、引き継ぎの文書ありがとね

と問題ないようでした。

育休を取りたくても、会社の事情により取れない方もいますので、僕は環境に恵まれていたと感謝しております

育休の期間・給料

僕の場合、育休の期間は
6ヵ月間取得することにしました。

その理由として大きかったのは生活費のことでした。

育休中は働いていないので
もちろん給料はありません。

しかしそのかわりに
育児休業給付金というものがあり

会社に雇われている方=雇用保険に
加入している方であれば、この保険から
給付金を受け取ることが出来ます。

支給金額は人により異なります。

支給額の出し方は、まず育休に入る前の
半年間の給与から平均給与を出します。

育休開始から6ヵ月の間は平均給与の67%
7ヵ月目からは50%の金額が支給されることになります。

育休中は所得税、社会保険料、雇用保険料が
免除されるため給与の手取りで考えると
約8割もらえることになります

こういった事もあり、僕は6ヵ月間育休を取得することにしました。

りっちゃん
りっちゃん

夫婦で育休を取得したけど、生活費で困ることは特になかったよ!

育休に入る前に思ったこと

育休取得に向けての手続きも済み
あとは妻の出産と育休開始日を待つだけとなりました。

手続きを進めている時は感じなかったのですが、日が近づくにつれて

あーさん
あーさん

本当に半年間も仕事から離れるのか、ちゃんと戻ってくる場所はあるのだろうか

と不安になりました。

僕の仕事は経験と、患者さんに関する
日々の知識が非常に大切なので
半年も離れると感覚が鈍ったり

経験を通して得られるはずだった
知識を得られないことになります。

また、後輩達にも追い抜かれるんだろうなと
ネガティブな考えも浮かんできました。


しかしそこで思ったのは

妊娠・出産を行う女性達は
この感覚を受け入れてきたんだなという事です。


男性の育休が広まるまでは
女性だけが感じていた感覚なんだなと

学びにもなりました。

そこから、多くの女性達が耐えて
乗り越えて来たことに対して

グチグチ言ってはいられないと思い、
僕もまずは家庭を第一に考えようと決心しました。

育休中の生活

1~2ヵ月

妻の出産時はコロナ禍まっただ中で
入院中は面会も出来なかったため、
僕は出産から数日後に育休に入りました。

妻と子どもが退院して来てからは
とにかく赤ちゃん中心の生活が続きました。

大まかにはミルクを飲んで眠るの
繰り返しではありましたが、

ひんぱんに泣き、抱っこをしないと
泣きやまないので、食事中も膝の上で
抱えながら食事をしていました。

子どもは小さめに生まれたためか、
おっぱいから直接飲むことが出来なかったので

りっちゃん
りっちゃん

直接おっぱいを飲んでくれないことに、すごく落ち込んでいたよ・・・

僕がミルクをあげている間に
妻は搾乳をするというのが流れとなっていました。

ミルクは3時間毎にあげるので、
ミルク対応で夜中に起きるのはもちろんのこと

飲ませたあとの吐き戻しや寝かしつけ
寝たかと思うと泣き出すことも頻繁なため

まとまった睡眠は1時間半から
2時間づつしか取れず
常に寝不足の日々が続きました。


朝になっても昼になっても眠たく、
スッキリとした感覚がない状態でした。

寝不足でイライラすることもありましたが、
もちろん子どもは可愛いので、
夫婦でお互いに支えつつ、夢中でお世話をしていました。

生後2ヵ月頃には
「黄昏泣き」のピークを迎え
抱っこをしてもなかなか泣きやまず
夫婦ともに精神的につらい時期もありました。

特に原因がないのに激しく泣き続ける状態。
夕方に多くみられることから、黄昏泣きと呼ばれています。

1~2ヵ月頃は、か弱く壊れてしまいそうで
大切に守らなければという気持ちと

寝不足と黄昏泣きで精神的にキツかったことを思い出します。

3~4ヵ月

生後3ヵ月頃から黄昏泣きも落ち着き、
睡眠時間も3時間から4~5時間に延びてきたため、

ようやく生活が落ち着いてきました。

あ~さん
あ~さん

3ヵ月過ぎたころからほんと~に
生活が楽になりました!

真顔、しかめっ面が多かった子どもの表情に、
少し笑顔が見られるようにもなり、

嬉しくて写真を何枚も何枚も撮りました。

育児にも慣れ、睡眠時間も
昼寝をしながらではありますが
十分に取れるようになり

心身ともに余裕が出てきたので、
日中は公園へ出かけたりするようになりました。

子どもはお出かけ中
ずっと抱っこされているからか
たいてい眠ってはいましたが

僕と妻は家にこもりっきりの生活だったので、
とても楽しく気分転換になりました。

平日ということもありガラガラに空いていたので、妻と久しぶりのお店巡りを楽しむことも出来ました。

4ヵ月目に入った頃には100日記念もあり、
写真撮影では笑顔も撮れ、
その写真は今もパソコンの待ち受け画面にしたり、部屋に飾ったりしています。

自宅での様子としては、
僕達が動くと目で追うようになったり

泣いていたのに急に泣き止んだと思ったら
テレビを見ていたり

4ヵ月目後半には首が座り
それからしばらくするとうつぶせも出来るようになったりと日々成長を感じました。

家族3人で保育園見学が出来たことも
この子がどう育って欲しいのかを
話し合う機会につながったので良い経験となりました。


この3~4ヵ月頃は育休を楽しめるようになった時期でした。

5~6ヵ月

生後5ヵ月頃には夜、まとまって
8~10時間眠るようになり
寝入るまでは泣いて大変ですが

僕達は睡眠不足に悩まされることは全くなく
過ごすことが出来るようになりました。


笑顔も毎日見られるようになり
時には声を出して笑ったりと

これまでの一方的な関わりから
お互いにコミュニケーションを取るような
関わりに変わっていきました。

抱っこをしていると、僕を見つめて
笑顔を見せてくれることもあり
子どもが一段と愛おしくなったことを覚えています。

5ヵ月のはじめ頃に普段の外出とは別で
親や兄弟も誘って一緒に動物園へ行きました。

平日で空いていたため
心置きなく楽しむ事が出来ました。

6ヵ月目の育休最終月には再び親兄弟を誘い
1泊2日で沖縄県内の観光も行いました。

コロナ禍のため飲食店は利用せず
おにぎりやカップ麺、翌朝のパンを持参し

自然の観光スポットを周り
たくさんの思い出を作ることが出来ました。

あーさん
あーさん

育休中だからこそ、たくさん思い出作りが出来て楽しかったです!

りっちゃん
りっちゃん

自然観光で歩きっぱなしだったから、歩き出す前の乳児の時にたくさん周れて良かった♪

しかし、もちろん楽しいことばかりではありません。

この頃になると、色んなものに興味を持ち
目に入る物全てに手を伸ばして
口に入れるようになって目が離せない!


夜泣きや離乳食、パパ見知りも始まり
(夜だけパパが苦手になり、抱っこされると泣いたりする)

余裕の出ていた育児が
再び大変になって来ていました。

あーさん
あーさん

動くようになると目が離せなくて大変…

しかし育休中で時間にも余裕があり
穏やかに対応することが出来ました。

この5~6ヵ月は新たな課題もありましたが
本格的に育休を満喫出来た時期でした。 

育休を取得して気付いたこと

育休中は色々な点に気づかされ、思うことがありました。

女性の大変さ 男女の負担の比率?

妻を見ていて、男女の役割で女性が
こんなにも大変なのかと気づかされました。

妊娠中はつわりで、酷い時には15分おきに嘔吐し寝たきり状態。
それにも関わらず、つわり休暇という制度はなし。

出産までは大きなお腹を抱えての仕事、日常生活。
出産ももちろん命がけ。
みんな産んでいるでしょとお考えの方、立ち会ってみて下さい。

医療の進歩のおかげで死亡率は減りましたが、
出産時の痛み苦しみや出血量など大変さは変わっていません。

そして出産後は産道の裂けた傷が痛んだり、
開いた子宮から血が流れる悪露が続いたり、
身体の関節が痛んだり、
数ヵ月は記憶力が低下する症状まで現れるなど
身体はボロボロな状態でした。

他には、赤ちゃんに与えるための母乳で胸が張って痛いのに、
我が子は小さめに産まれたからか自ら母乳を飲む力がなかったり、
女性ホルモンの影響で髪が抜け落ちる時期があったり、
骨盤の開きや妊娠中の体重増加でスタイルが崩れたりと妊娠出産の影響は大きなものでした。

こんなにも大変な出産がようやく終わったと思ったら、次は育児が待っています。

しかも男性の育児休業取得率は2018年度で6.16%であり、
その6%の中の7割が2週間未満しか取得していません。
※国が出している調査結果は2018年度が最新でした。

僕が実際に経験をした結果、
特に2ヵ月までは余裕がありませんでしたので2週間では全然足りません。

2週間というとミルクの時間以外はたいてい眠ってくれるので、
生まれた感動と子どもの可愛さで軽く乗り越えて行けるものです。

大変なのはその後にも関わらず、
育休を取得した男性の大半はもう仕事復帰をしているわけです。

この現状を考えると、産前産後ともに女性の負担が大き過ぎる様に思いました。

母性ならぬ父性

何で読んだのかは忘れましたが、
男性は女性に比べて父性が目覚めにくいそうです。

女性は10ヵ月間、自身のお腹で赤ちゃんを育てるのですが
男性はそうではありませんので、
子どもが出来た実感も湧きづらく、

相手の女性を疑うといった類のものではありませんが、
本当に自分の子どもなのだろうかといった感覚を持つこともあります。

そんな男性が子どもに対して愛情を持てるようになる方法は、育児に参加する事です。

女性の場合は出産時にオキシトシンと呼ばれる愛情ホルモンが大量に分泌され、
産まれた瞬間から子どもに対して高確率で愛情を持てるのですが、
男性の場合は産まれても全く分泌されないそうです。

男性の場合は子育てをしていく中で少しづつ分泌され、
うちの子は可愛い、うちの子は特別と愛情が芽生えていきます。

僕の場合、実際に産まれるまでは子どもがどうこうというよりは妻のことが心配でした。

無事に産めるだろうか、
痛みに弱い妻なので途中で気を失って手術になったりしないだろうか…

産まれた瞬間も、その後の入院中も子どもに愛情がないわけではありませんが、妻の無事が最優先でした。

しかし自宅へ退院し、育児が始まると
子どもへの愛情も次第に芽生え、
時には子どもが一番となり、
子どもが寝ている時にテレビをつけた妻を注意してしまう等が多々ありました。

半年たった今、他の子どもも可愛いですが、
やっぱり一番はうちの子だと毎日感じるほど特別な存在となっています。

この様に子どもに対して愛情を持てたのは、
育休のおかげで、産まれた時から余裕をもって、
しっかり関わる事が出来たからではないかと思いました。

子どもと過ごせる時間の短さ

妻が教えてくれたのですが、
我が子と過ごせる時間というのは思っている以上に短いようです。

母親は約7年6ヵ月、そして僕父親は約3年4ヵ月分の時間しか一緒に過ごせないようです。

ちなみに、この時間というのは
子どもと直に関われる時間の事で、
同じ空間にいても睡眠中はカウントされていません。

子どもが自立するまで早くても18年はあると思っていましたが、
平日は仕事、休日は用事や付き合い、
さらに趣味や娯楽の時間が入ってくるのであれば、
より子どもと一緒に過ごせる時間は少なくなります。

また、子育てに参加しなかった事で子どもが懐かず、
自分は好かれていないからと、
子どもとの関りが苦手になってしまう父親もおり、
その様な場合はなおさら一緒に過ごせる時間は少なくなってしまうでしょう。

この事からも育休で子どもと過ごす時間を得られたこと、
最初から育児に参加出来たことで子どもとの関り方が分かったことは
大きなメリットの1つだったと思っています。

育休のメリット・デメリット

ここまで長々と実際の生活や思ったことについて書いてきましたが、
ここで一度、育休のメリット・デメリットについてまとめたいと思います。

感覚的に把握出来ればと思いまとめましたので、さっと目を通して流して頂いて大丈夫です。

メリット

・妻の負担軽減、産後うつ、お互いのノイローゼを防ぐことが出来る
・余裕をもって育児に取り組める
・お休みをもらいながら以前の収入の約8割がもらえる
・女性の立場が理解出来る
・子どもの成長過程を間近で感じることが出来る
・頻繁に実家へ連れていく事で、子どもと祖父祖母の繋がりを作ることが出来る
・平日の空いている時間に外出出来るため、赤ちゃん連れでも気軽に思い出作りが出来る
・普段から一緒に過ごすことで、子どもから人見知りをされにくい
・男性でも育児に自信がつき、わが子に対する愛情がめばえ、父親としての実感が持てる
・子育てに積極的に参加することで夫婦仲を良く保てる

デメリット

・育休に入る前は職場に気を遣う
・勤め先によっては取得出来ないところもある
・パタハラ(パタニティハラスメント、男性の育休取得妨害)にあう可能性もなくはない
・給付金があるとはいえ、働いていた時と比べると収入が減る
・仕事で遅れを取る可能性がある

育休を取得しない場合のメリット

・仕事や職場に大きな影響は出ない
・収入が減らない(残業するかどうかは別として)
・外に出ている間は自分の時間が持てる

育休を取得しない場合のデメリット

・仕事から帰宅後、子どものお風呂や抱っこ、
 夜泣きの対応で、せわしなく寝不足のまま出社する日が続く
・女性、妻の立場を理解出来る機会を失う
・妻一人に子育てをさせた場合、産後うつやノイローゼになる確率が高い(10人に1人)
・妻と不仲になる可能性が高い(産後、夫への愛情が冷めた人は6割、その内の9割が半年以内)
・子どもと過ごせる時間が少なく、人見知りされる可能性が高い
・子どもの成長を目の当たりにするのが難しい(今日〇〇だった、と後で知らされる)
・父親としての自覚が芽生えない人もそれなりにいる

育休の終わりを迎えて思ったこと

育休に入る前は仕事から離れる不安もありましたが、
5ヵ月程過ぎた頃には、妻と子と毎日一緒に過ごせる幸せから、
仕事よりも家庭を優先したい、
この時間がずっと続けば良いのにと心から願うようになっていました。

仕事が嫌いだとか働きたくないという訳ではなく、
どちらかと言えば楽しんで働ける職場ではあったのですが、
一緒に過ごせる時間が極端に減ってしまう事がとても寂しく感じていました。

妻は僕以上に育休が終わり、
毎日毎日家族で一緒に過ごせる日々が終わってしまう事を悲しんでくれていました。

この育休期間にやりたい事、
やり残した事はないかと妻と話し合い、
先に記した県内旅行を行うこととなりました。

この旅行が楽しく、とても良い経験となったため、
もっと早くから計画を立てて一度だけでなく
数回行えていたら良かったと少し後悔はありました。

そしてついに育休が終わり、僕は仕事に復帰しました。

自宅で子どもと二人きりになる妻が心配ではありましたが、
この半年で育児にも慣れ、どうにか大丈夫な様でした。

肝心な仕事に関しては
新規の職員や患者さんが増えており、
少し覚えなおす作業は必要でしたが、
それほど久々という感覚もなく、
復帰初日から仕事に取り組むことが出来ました。

周囲の方も、そんなに休んでいた感じがしないねと、
育休の仕事への悪影響的なものはそれほどありませんでした。

復帰するにあたって、
育休が終わってしまう寂しさや仕事へ無事戻れるかといった不安はありましたが、
仕事等これまでしっかり取り組んできたことは、そう簡単には忘れないようでした。

おわりに

先に記載したとおり、僕が育休取得を決めた第一の目的は妻の負担軽減の為でした。

産前産後の身体へのダメージの大きさ、
産後うつやノイローゼになるリスク…
実際に育児をしてみた結果、
これを一人で行う行うと考えた場合、
確かに病んでしまうと実感しました。

しかし、そんな育児も二人で行えば楽しめる事も分かり、
わが子に対しちゃんと愛情を感じることが出来ました。

コロナ禍の中でも育休の恩恵を受け、
平日の人が少ない時間帯に公園や商業施設へ出かけることが出来ました。

お互いの実家へも頻繁に行くことが出来、
子どもと親族の関係を深めるとともに多くの思い出作りが出来ました。

そのため冒頭でもお伝えしたとおり、
育休を取得した半年間はやはり最高のひとときだったと思います。

そして、育休に興味を持ってこの記事を見て頂いている皆さまにも、ぜひ取得して頂きたく思います。

短期的に見た場合、仕事上のデメリットもあるかもしれませんが、
長期的に見ると今後の人生をともに過ごす、
妻や子どもとのかけがえのない時間を頂ける育休は得るものが大きいと思います。

もちろん育休を取りたくても取りづらい環境にいる方も多いかと思います。

その場合は、「周囲に子育てを手伝える方がいない」
「産後うつで亡くなる方もいるので3ヵ月だけでも支えたい」等と伝えると
理解を得られる場合もあるかもしれません。

育休を取得したいが難しい状況にいる方は、
育休を取ることが全てではありませんので、
あなたの態度、言動、接し方など家族のために出来ることはあると思います。

この記事が単なる育休という休みの説明ではなく、
他でもないあなたが選び、あなたを選んでくれた奥さんを追いつめない様、
がっかりさせない様に考え、家族の絆を深めるきっかけとなれば嬉しく思います。

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